琉球ガラス-砕けてなお、光を宿す強さ
2026.07.18
戦後まもない沖縄で、米軍基地から出た廃瓶を溶かし直して生まれたのが琉球ガラスのはじまりでした。厚みのある気泡や、澄んだブルーやグリーンの色合いは、限られた資源の中で職人たちが工夫を重ねた証です。
一度は役目を終えたガラスが、炎の中で溶け合い、まったく新しい形と輝きを得て生まれ変わる。その姿は、困難な時代を経てもなお、美しさを失わなかった沖縄の人々のたくましさそのものでもあります。
ひとつとして同じ表情を持たない気泡や色むらは、欠けているのではなく、むしろその個性として愛されてきました。ふたりの歩む道もまた、平坦なことばかりではないからこそ、重なり合う瞬間がいっそう深く輝くのかもしれません。
砕けても、溶け合い、再び光を宿す琉球ガラスのように。ふたりの絆もまた、どんな時を経てもなお、静かな輝きを放ち続けますように。
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